METIQは、自称 IQ156(sd15)以上で入会が認められる高IQ団体の1つです。
以前、私が会員として入会したことのあるMETIQ(現在は退会済み)について個人の感想を述べようと思います。
個人的に結構ヤバいと思ってるのですが、このようなことは「ギフテッド」の支援団体や他の疑似科学団体などでも起こり得ることです。
高IQ団体METIQとは?
ハイレンジIQテストという(自称)IQテストでIQ156以上であることが証明されれば入会できる高IQ団体です。
ハイレンジIQテストには「GAIA」や「S.A.M. Light」などがあります。
METIQにどんな目的で入る?
このあたりは他の高IQ団体とも共通しますが、以下の理由が考えられます。
- 自慢したかった、すごいと思われたかった
- 仕事の広告に使えると思った
- 学力系(学歴・資格など)のクラスタに不満があった
- 知的な交流がしたかった
自慢したかった、すごいと思われたかった
これはよく高IQ団体を批判する立場の人が使いがちです。
確かにそういう目的はあると思いますが、本人たちに聞いたわけでもないのに
「高IQ団体に入ってる奴は自慢したいだけに決まってる」
と思ってる人がいたとしたら他人の心配をする前に自分の頭の心配をされた方がいいかと思います。
仕事の広告に使えると思った
IQ160の〇〇会員が××してみた!みたいな感じです。
実際にやるかどうかは別として、もし本当に価値のある団体ならば間違ってはないかと思います。
価値ないですけどね。
学力系(学歴・資格など)のクラスタに不満があった
コロナ騒動でも理解された方がたくさんいるかと思いますし、専門的な勉強を1ミリでもしたことがある人なら理解しているかと思いますが、
目立ってる専門家とか偉い専門家は本物のガチ勢から見栄っ張りのインチキ勢までいます。
どの分野でもそうです。
インチキ専門家の界隈では、「他人から奪って自分の功績にする」「他人を攻撃することで自分の思い通りにしようとする」人が多いので、問題解決力が著しく低い傾向があります。
まさに”知的な交流”を求めて高IQ団体に入った人もいるかと思います。
知的な交流がしたかった
本当に頭が良い人の集まりであれば、他分野の人たちと議論をするというのは有意義な議論になるはずです。
実際に私が所属していた時、会員同士で会話してるのを見ていて有意義な意見交換はあったと思います。
しかし、その会話を盗み見て勝手にライバル視する人がいるので、全くおすすめはできません。
有意義な会話をしたらターゲットにされてしまいます。
METIQ会員は低学歴?
よく「高学歴だったら高IQ団体に入る必要がないから低学歴だ」という意見を目にしますが、全くそんなことはありません。むしろ高学歴の方が多い印象でした。
だから優れているという話でもありません。誤解を解きたいから書きました。
低学歴というより学歴とは関係ない分野で実績のある人もいると思います。
高学歴が多くなりやすい理由
高学歴が多くなりやすい理由を4つ考えてみました。
1、前述したように、高学歴クラスタ(大企業や有資格系の仕事など上司や同僚が高学歴化しているクラスタ含む)に不満がある人も入っているため高学歴が多くなりやすいという理由です。
2、IQテストで測っている行列推理が学力の一部(特に理系科目)であるため、相関があるという理由があると思います。
3、「高IQかも」と思う時点で何らかの経験や実績があり、自信があるからです。その実績が学力関係になりやすいのかもしれません。
4、行列推理(パズルのようなもの)ができる人は勉強ができる人が多い傾向にあり、そういう人は勉強が特技となって頑張る傾向にあるからです。
METIQ会員に天才はいる?
天才をどう定義するかにもよると思います。
社会的地位が高い・経歴がすごい等、”見栄えのいい天才ならいる”と断言できます。
しかし、見栄えのいい人たちが何かを発明したり大きな問題を解決できるのかは正直分かりません。
つまり、本物の天才がいるかどうかは断言ができないです。
人の実績って、本当に本人の能力が高くて評価されてる人と、パクったり奪ったりして評価されてる人がいて、どっちなのか判断するのはかなり難しいです。
何かに少しでも関わっただけで専門家を名乗ってしまう人もいます。
”本当に本人の能力が高くて評価されてる人”という意味で世間一般的に「頭がいい人・賢い人」と言って過言でない人もいるとは思います。
ただ、賢い人って色々な環境に点在してるので、METIQに入ったから特別すごい人に会いやすいというわけではないと思います。
むしろ変な人に絡まれるリスクの方が大きいです。
METIQがインチキな点
METIQがインチキだと思う点についてです。
ハイレンジIQテスト自体の疑義
ハイレンジIQテストは科学的根拠がないと言われています。
ハイレンジIQテストは専門家でもなければ、IQテストに関する実績がない人が独断で作成しています。
素人が考えたパズルが合っていたら高IQだそうです。
こういったことはネット掲示板などをよく調べてはじめて分かる話です。
「数学者」「医学博士」などの権威性を使っているため、初見では分かりにくい仕様になっています。
疑似科学あるあるですね。
大学や社会では、『目上の人の言うことを聞く』教育をされているため、権威性のある人の言うことを聞いてしまうという心理を利用されています。
不正した人が入ってしまう
一応ハイレンジIQテストには「他人と相談しない」「解説をしてはいけない」という約束があるのですが、完全には防げないです。
しかも『不正や解説をしたら追放』と言っておきながらMETIQ代表の幸田直樹が自分の利益を優先して追放していない人がいます。
バックグラウンドに影響される
ハイレンジIQテストの種類には、図形・数列・言語がありますが、例えば、数列のIQテストって数学を専門分野として学んだ人は高く出ると思いませんか?
ハイレンジIQテストは受験者のバックグラウンドは全く考慮されていません。
METIQがやばい点
METIQについて天才集団みたいな扱い方をしている人がいますが、誤解にもほどがあります。
正直、他の高IQ団体と同じで発達障害が多いですし、洗脳されていると感じます(過去の自分も含め)。
勝手に入会テストを変更
METIQ入会にはどのハイレンジIQテストの結果でも入会が認められるわけではなく、
代表の幸田直樹が入会できるテストを決めています。
METIQにはホームページで公開されているハイレンジIQテストの中からIQ156以上の結果を2つ提出必要があります。
しかし以前から、代表の幸田が入会テストを予告なく、変更歴も記録しないで変更してしまっています。
ハイレンジIQテストはお金を払って受けるテストで、METIQに入会するために受けた人がほとんどだと思います。
その結果、以下のようなことが起こっています。
他人の時間とかお金を何だと思っているのでしょうか。
普通はそうなる前に予想がつくと思うのですが・・・。
こういう人が代表をしている団体だということは知っておいた方がいいと思います。
テスト不正した人に私刑
ハイレンジIQテストは、テスト自体に「他人と相談してはいけない」などの文言はあるものの、それを破ったらどうなるかという文言はありません。
METIQの利用規約でも拒否・強制退会ができるという文言のみです。
ところが実際には”不正が疑われた時点”で”私刑”が行われているようです。
今まで、ハイレンジIQテストの不正がバレた人が何人もいますが、
なぜバレたと思いますか?
法律や社会のルールよりも自分たちで決めた身内ルールの方が上であると考えているようです。METIQにはこんなことすら分からない人がたくさんいます。
しかも、このようなことは国際的・組織的に行われているようです。
明らかに外部に情報漏洩する人がいる
METIQでは代表の幸田直樹からMETIQ内部のことは秘密だという注意喚起があるのですが、
外部に情報漏洩する人がいます。
これ、団体の意味ないですよね。
存在価値がありません。
もし、代表がやってるのだとすれば返金するべきではないでしょうか。
METIQ入会の感想は現時点では以上です。
何か思いついたら追記します。
代表の幸田直樹の性格については以下の記事を読むとよく分かるかと思います。