高IQ団体「METIQ」や入会するための問題、ハイレンジIQテスト、入会方法について、元METIQ会員が解説します。
また、高IQ団体METIQ代表の幸田直樹のIQは「偽」である可能性が高いです。
つまり、幸田が作成したハイレンジIQテストは、自称偽高IQ者が作成したテストということになり、加えて心理学や医学等の学位もないので、“素人が作成したただのパズル”ということになります。
詳しくは以下の記事を参照してください。

METIQとは?
METIQとは、「ハイレンジIQテスト」という自称IQテストを受験し、IQ156(sd15)以上(「上位0.01%のIQ」「1万人に1人の知能」)で入会できると言われている高IQ団体です。「ハイレンジIQテスト」に科学的根拠はありません。
高IQ団体は世界中にあり、日本で有名な高IQ団体の1つがMETIQです。

その他の高IQ団体(ハイレンジIQテストで入会する団体)
日本で高IQ団体と言えば、JAPAN MENSAが一番有名ですが、テストの形式が異なります。
MENSAはMENSA独自のテストを会場に行って受験します。
MENSA以外の高IQ団体は、基本的には「ハイレンジIQテスト」という共通のテストを受けて入会します。
ただし、ハイレンジIQテストであれば、どのテストでも入会できるわけではありません。
入会したい団体が指定しているハイレンジIQテストを受ける必要があります。
METIQと同じ「ハイレンジIQテスト」を受けて入る海外の高IQ団体は、「OLYMPIQ」「HELLIQ」などがあります。
ハイレンジIQテストとは?
ハイレンジIQテストとは、通常のIQテストでは測れない高域のIQを測ることができると自称しているIQテストです。科学的根拠はありません。
“高域のIQを測れる”と謳っていますが、実際には科学的根拠がなく、ルールも適当すぎて「本当のIQは測れない」でしょう。

ハイレンジIQテストの提出方法
ハイレンジIQテストは、基本的にどの作者でも提出方法は同じです。
ウェブで公開されている問題を解いて、解答を提出する際に作者に受験料を支払ってメールをします。
以下のようにハイレンジIQ古参と思われる方が解説されていました。

無料のハイレンジIQテストはある?
無料のハイレンジIQテストはありません。
最近、『国際IQテスト』といった胡散臭い広告もありますが、無料のハイレンジIQテストがあったとしても、高IQ団体には入れません。
高IQ団体に入るためには、入りたい高IQ団体が指定するIQテストを受ける必要があります。
高IQ者認定支援機構(HIQA)のWeb簡易検査は無料ですが、ハイレンジIQテストではないため、その結果で高IQ団体に入会することはできません。

「WW IQテスト」というIQテストもあるようですが、身に覚えのない請求をされたとの声も多数あるため、注意してください。

ハイレンジIQテスト一覧
有名なハイレンジIQテストを一覧にしてみました。
(※あくまでマニアの中で有名なのであって、一般的に有名ではありません。)
言語(verbal)
- GAIA
- Triplex
数字(numerical)
- Numerus
- Numerus Light
図形(spatial)
- S.A.M Light
- MACH
- MACH-Ⅱ
- LSHR
- LSHR Light
- SLSE48(Strict Logic Spatial Examination 48)
- LS36(Logima Strictica 36)
その他
- THE NINJA TEST(言語、数字、図形ミックス)
- fiqure(IQが高く出るため、ほとんどの高IQ団体で入会テストとして認められていない)
METIQの問題とは?
まず、METIQ “独自”の問題はありません。
METIQに入るためには、「ハイレンジIQテスト」を受ける必要があります。
ハイレンジIQテストは、複数の作者が複数のテストを作成しています。
ハイレンジIQテストの問題は、テスト名でネット検索したら見られます。
また、METIQに入会するためのハイレンジIQテストは、METIQ代表の幸田直樹が独断で決めていて、METIQのホームページで公開されています。途中で変わったりしているので、リアルタイムで確認した方がいいでしょう。
METIQ・ハイレンジIQテスト対策・答え
METIQの入会テストであるハイレンジIQテストの答えは公表されていませんが、ロジックは共通性があり、対策が可能なようです。
いわゆる行列推理について、過去に大西拓磨さんが以下のように解説しています。
(下記ポストの画像が大西拓磨さんの解説です。解説した大西拓磨さんのサブアカウントは、現在非公開となっています。)
ハイレンジIQ173、大西拓磨さんのパズル解説でMETIQ入れた人っているのかな😜 pic.twitter.com/sBiSB4NUqA
— みしぇるんぱ🌼元インチキ高IQ団体METIQ会員 (@_michellenpa_) February 5, 2025
NHK「素顔のギフテッド」出演、IQ180、美術学部建築科に首席で入学、孫正義育英財団の財団生。
また、その他にも解説されている方がいるようです。
ハイレンジIQテストの問題で頻出の概念であるトーラスと斜めグルーピングについて解説しました。
— IQ向上ちゃんねる (@iqtestall) August 27, 2024
ノルウェーMENSA Q.35の解説は、例によって、例の日本の大手解説サイトが完全に間違っているので、正しい情報を広めたいです。🥹https://t.co/1MelCFImdf
METIQの入会方法・手順
METIQに入会するには、ホームページ内で指定されているハイレンジIQテストで、IQ156(sd15)以上のスコアを2つ以上獲得すれば、入会できます。
手順
METIQ指定のハイレンジIQテストでIQ156(sd15)以上のスコアを2つ以上獲得したら、代表の幸田直樹にメールするだけです。
繰り返しになりますが、IQ156(sd15)と言っても科学的根拠はないですし、特に最近はチート行為が見逃されている可能性が高く、偽高IQで実際にはIQが低い人も入会していると思います。
個人情報を不正に利用されて脅迫を受ける可能性もあるので、全くおすすめはできません。
ハイレンジIQテストを受ける時間とお金を資格試験に使った方が社会的に認められます。
それくらいハイレンジIQテストは無意味なものだと思います。
履歴書にも書けませんし、ヤバい人だと思われてしまいます。
IQ156(sd15)以上を自称している人は、頭が良いどころか、むしろ頭が悪い人も多いので、注意しましょう。

